昨年9月に長野市の2つの教会で展覧会をやらせていただいた。遠い昔にも思えるし、ついこないだのことのようにも思える。
いい機会だったので、到着した夕方、善光寺へ行った。教会からほんの近くだ。コロナと雨のために、きっと例年より観光客が少なかったはずだが、熱心にお参りする人たちがいた。建物を始め、いろんなものの大きさに圧倒された。また、門の両側に立っている仁王像がすごい迫力だった。高村光雲と弟子の米原雲海の合作だという。こちらは見ておわかりのように阿吽の「阿」の方。
絵は、その時に撮影した写真を元にスケッチブックに描いた習作。自分で描いてみると表情や筋肉など、あらゆるものの表現が想像を超えた力強さを持っていることが分かる。まるでアニメか漫画を描いているような気分だった。いずれ水彩画として描く予定だ。
善光寺の仁王像