久しぶりにローズガーデンへ行ったら、定休日だった(毎週火曜日)。ちょっとアンラッキーと思ったが、柵の外からでもある程度は眺められる。今、園で一番美しく咲き誇っているのがチューリップで、この多くが柵の外に植えられているから、近くからでも鑑賞できた。絵になりそうなアングルを選んで描き始めた花はたまたまおなじみの歌に出てくる、赤、白、黄色の3色だった。
天気が良いからか、定休日でも訪れる人は多かった。僕がスケッチしていると、横を通りかかった3人の女性の一人が「あ、火曜日でお休みなんだ。前に来たときも定休日だったわよね」と残念がっていた。こんな風にアンラッキーが重なってしまうこともあるのですね。
チューリップの何が見るものを惹きつけるのだろうと、改めて思い巡らしてみた。両手で何かを空に向かって差し上げるように伸びる姿が、素朴さや素直さを感じさせるのかなと思った。