今から15年前の電車内のスケッチ。誰もマスクをしていないことが今ではまるで夢のよう(笑)。
この頃はよく電車内や駅でスケッチしていたが、この絵にも書いてあるとおり、モデルがいつ下車するか分からないことが結構ストレスだった。それにモデルや周囲の人たちになるべく気づかれずに描くのも苦労する。絵には中断した理由やちょっとした状況説明をこんな風に書き入れていた。
ここ3年はさらにマスク着用の乗客ばかりになったので、いつの間にか車内スケッチが減ってしまったが、最近また再開した。動物園でのスケッチ同様、以前のようにたくさん描いていこうと思っている。いい加減コロナの呪縛から解き放たれたいという気持ちも強くなっているのだ。